西武・中村剛也 19年4戦連発の5発以来4年ぶり3戦連続“おかわり弾” 反撃ののろしを上げる7号ソロ

[ 2023年4月30日 15:13 ]

パ・リーグ   西武―楽天 ( 2023年4月30日    ベルーナD )

<西・楽>2回、ソロ本塁打を放つ中村 (撮影・白鳥 佳樹)
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 西武の中村剛也内野手(39)は30日、楽天戦(ベルーナドーム)に「4番・DH」で先発出場し、2回に自身4年ぶりとなる3戦連発の7号ソロを放った。

 プロ野球史上初となる前人未到の“勲章”2000三振を記録した翌日も、39歳のレジェンド大砲は元気だった。先発の与座が4点を先制された直後の2回。先頭で打席に立った中村は、相手先発のドラ1ルーキー荘司が投じた3球目の146キロ外角低めの直球をうまく振り抜いた。打球は左中間スタンドぎりぎりに飛び込む逆襲の7号ソロ。自身2019年7月24~27日に4試合連続(5発)して以来4年ぶりとなる3戦連発の一撃でチームを鼓舞した。

 前日、4回に迎えた第2打席で相手先発右腕・藤平が1ボール2ストライクから投じたワンバウンドのフォークボールにバットが空を切った。この空振り三振でプロ野球史上初となる通算2000三振に到達した。その後、4回までに5失点と重いムードを吹き飛ばしたのも中村だった。0―5の5回、2死三塁で打席に立った中村は、藤平がフルカウントからの7球目に投じた内角高めの148キロ直球を捉えると、打球は左翼ポールに直撃する反撃の6号2ラン。打球の行方を打席でじっくり見届けた中村は、本塁打を確認すると悠然とダイヤモンドを1周。プロ野球史上初となる2000三振後の通算460号、稀代のアーチストがさすがの一振りを見せた。

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