得点力12球団ワースト 中日今季8度目の零敗、二塁すら踏めず 先発の高橋宏3敗目に「ふがいない投球」

[ 2023年4月30日 17:54 ]

セ・リーグ   中日0ー2DeNA ( 2023年4月30日    バンテリンD )

<中・D>ベンチで力なくうつむく立浪監督(中)(撮影・椎名 航)
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 中日がDeNAに0―2で敗れた。4連敗で借金は今季最多を更新する7。零敗は早くも8度目となり、1シーズンに換算すると約49試合のペースとなっている。 試合結果

 零敗プロ野球記録は56年に大洋と東映が残した31試合。中日は昨季26度の零敗で球団ワースト記録を更新したばかりだが、今季レギュラーシーズンは残り120試合あり、さらに不名誉なプロ野球記録更新の可能性が膨らんでいる。

 得点力不足がなかなか解消されない。チーム得点56、同本塁打4はともに12球団ワースト。本塁打は今季の中田(巨人)やデビッドソン(広島)より少ない。スコアボードに0がきれいに並んでいく。安打は長打なしで散発の4本だけ。最後まで二塁すら踏めなかった。初回1死一塁では細川が併殺に倒れた。

 先発の高橋宏は援護がなく、5回2失点で3敗目となり「ふがいない投球が何試合も続いてしまい申し訳ない」と唇をかんだ。 立浪監督は右腕について「去年と比べて体が縦振りになっておらず、その分、球がシュートして甘くなる球もあった」と話した。チームはDeNAに対しては開幕から5戦全敗となった。

 
 

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