ダルビッシュ 標高2200M“打者天国”のメキシコで登板へ「使える球をしっかり把握」初戦は計11発

[ 2023年4月30日 11:21 ]

パドレスのダルビッシュ(AP)
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 パドレス・ダルビッシュ有投手(36)が、30日(日本時間5月1日)のジャイアンツ戦に今季2勝目をかけ先発する。開催地のメキシコ市で29日(同30日)、記者会見した右腕は「すごく楽しみ。この年齢になっても、こういう経験ができることに非常に感謝している」と、メキシコでの初登板を心待ちにした。

 メジャーの公式戦が同国で行われるのは6度目で、首都メキシコ市では初開催。標高2200メートル超の高地での試合となる。高地は空気抵抗が少なく、打球が飛びやすい上に変化球もあまり動かないため「打者天国」とされている。

 実際に29日(同30)のパドレス-ジャイアンツ戦は11本塁打が飛び出すなど、両軍合わせて30安打27点の歴史的乱打戦となり、16-11でパドレスが打ち勝った。

 ダルビッシュは高地での登板に向けて「球種によっては全く使えない球が出てくる。使える球をしっかり把握して投球をしていく」と冷静に語った。

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