広島・新井監督 関東遠征6戦目での初白星喜ぶ「しっかり打線がつながって得点できた」

[ 2023年4月30日 19:16 ]

セ・リーグ   広島11-4巨人 ( 2023年4月30日    東京D )

<巨・広>2回、勝ち越しソロ本塁打の上本(左)を出迎える新井監督 (撮影・西川祐介)
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 広島は30日の巨人戦で4本塁打を含む今季最多14安打11得点を挙げて連敗を2で止め、一日で勝率5割に戻した。前夜にプロ3年目で初のサヨナラ被弾で4敗目を喫した栗林良吏投手(26)をベンチから外した一戦。西川龍馬外野手(28)の2年ぶり2番、松山竜平外野手(37)の今季初先発など組み替えた打線が奮起した。先発野手全員安打の猛攻で関東遠征では6戦目で初めて白星をつかみ、新井貴浩監督(46)も喜んだ。

 ――打線の組み替えが当たった。
 「今日はまっちゃん(松山)にスタメンで頑張ってもらうということで、(西川)龍馬が2番。ライアン(マクブルーム)とマット(デビッドソン)もいい感じで、しっかり打線がつながって得点できた」

 ――開幕初めて中軸を変えた。西川は2番に上がった。
 「まっちゃんがスタメンだったんで、龍馬は何番でも適応できるし、バットもしっかり振れているから2番にもっていった」

 ――西川は4回の適時二塁打。
 「大きかったね。みんなよく頑張ってくれた」

 ――4本塁打が出た。
 「スタメンの選手も、イソ(磯村)とか後から出た選手もしっかり頑張ってくれて、凄く良かった」

 ――ビジターで苦戦が続いていた。
 「自分の中ではビジターもホームも関係ないと思っているけど、関東の試合もたくさん球場にファンの方が見に来てくれる中で、今シーズンはまだ勝ちを届けられていなかった。今日もたくさん来ていただいたファンの皆さんに初めて関東で勝ちを見せることができたので、凄くうれしい」

 ――マクブルームは調子が上がってきた。
 「ライアンにしても、マットにしても少しずつ上がってきている。結果だけを見ていない。打席での見送り方、反応の仕方を見ている。今日も良かった」

 ――栗林はベンチ外だった。
 「ちょっと疲れている。しっかりと体のケアをしてもらって。彼は凄く責任感が強いし、頑張り屋さんだから。“どうだ?”と聞いたら“いけます。大丈夫です”と言っていたけど、“今日はゆっくり疲れを取って”と」

 ――アンダーソンが今季初勝利。
 「よく頑張った。立ち上がりから、凄く腕も触れていた。三塁線のフィールディングを見ても、この試合に懸ける彼の気迫を初回から感じた。ナイスピッチングだった」

 ――マツダスタジアムの投手練習に森下が合流した。
 「問題ないと報告を受けている。そこ(登板日)は皆さん楽しみにしておいてください」
  

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