御所実が猛攻11安打8得点！4番・深沢が2安打2打点「緊張したけど…」

春季高校野球奈良県大会3回戦   御所実8―1奈良商 （ 2023年4月30日    佐藤薬品スタジアム ）

＜御所実－商業＞先制適時打を放った御所実・深澤
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　御所実が11安打8得点と打線が機能し、奈良商を8―1の7回コールドで下した。

　「4番・左翼」で先発した深沢玲央（3年）が初回2死三塁の2ストライクからの外角直球を捉え、左前へ先制適時打を放った。5―1の4回1死三塁では、ライナー性で左翼手を越す適時二塁打を決めて、2安打2打点と躍動。「1打席目は少し緊張していたけど、甘い球は仕留めようと打席に入った。打撃練習から遠く飛ばすというよりは、ライナー性の打球を意識している」とコンパクトに振り抜いて快勝に導いた。

　深沢を2年春から4番で起用する吉岡亮介監督は「（深沢は）タイミングや絞る球を打席に入る前から意識しているから結果も出ている」と高評価。深沢は「今日の感覚を忘れずに次戦も打ちたい」と先を見据えた。