アスレチックスは“あと1人”から悪夢の逆転負け 27試合で借金17 開幕1カ月で先発投手に白星なし

[ 2023年4月30日 09:45 ]

インターリーグ   アスレチックス2-3レッズ ( 2023年4月29日    オークランド )

5回1失点も白星をつかめなかったアスレチックスの先発・ミュラー(AP)
Photo By AP

 ア・リーグ西地区最下位に沈むアスレチックスは29日(日本時間30日)、本拠地でレッズと対戦。9回に「あと1人」から逆転負けを喫した。

 アスレチックスは2回にアレドミス、ジョーダンの“ディアス”コンビの連続適時打で2点を先制。先発・ミュラーも3回にソロ本塁打こそ許したものの5回まで1失点と粘投し、勝利投手の権利を持って後を託した。

 救援陣も踏ん張り2-1で9回を迎えたが、5番手・ファミリアが四球と安打で満塁のピンチを招くと、バレロを空振り三振に仕留めて2死までこぎ着けたもののフレーリーに2点二塁打を浴び、土壇場で試合をひっくり返された。

 打線もその裏、反撃できずに終わり、悔しい逆転負け。チームは27試合を終え5勝22敗の借金17。先発投手に未だ白星なしと異常事態が続いている。

 開幕ローテーション入りを果たした藤浪も先発で4試合に登板し0勝4敗、防御率14・40でリリーフに配置転換された。リリーフ2戦目となった28日(同29日)のレッズ戦では3番手として登板し、1回2安打2失点。3四球を与えるなど乱れた。現在は6試合に登板し、防御率13・00となっている。
 

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年4月30日のニュース