阪神・佐藤輝　声掛けに見える3年目“リーダー”の自覚「間を取るっていう意味でも大事」

セ・リーグ   阪神7－0ヤクルト （ 2023年4月29日    神宮 ）

＜ヤ・神＞3回2死一塁、佐藤輝は二盗を決める（撮影・北條　貴史）
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　【記者フリートーク】プロ3年目を迎えた阪神・佐藤輝の意識の変化は、守備面にも出ている。もろさを見せることもあるものの、試合前のノックでは丁寧に打球を処理し、送球の安定性も増してきた。そして何より、随所で投手への声掛けが目立つ。

　「声掛けというのは“間を取る”っていう意味でも大事だと思いますし、梅野さんにも“行け”って言われているので（笑い）」

　開幕当初は若い小幡が遊撃で積極起用され、今では木浪が定位置をつかんだ。中野は二塁へ転向した一方で、大山の一塁とともに佐藤輝自身は三塁で固定されている。昨季からガラリと変わった内野陣。仲間を束ねる“リーダー”としての自覚も、徐々に備わってきたように見える。（阪神担当・八木　勇磨）