中日・小笠原、7回1失点好投で2勝目「回を追うごとに周りを見ながらやれた」

[ 2023年4月22日 06:55 ]

セ・リーグ   中日4―1阪神 ( 2023年4月21日    バンテリンD )

<中・神>勝ち星を挙げた中日・小笠原(左)は決勝打を放った溝脇に頭を下げる(撮影・椎名 航)
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 相手が乱調だったにせよ、リーグを代表する右腕にまたも投げ勝った。中日・小笠原が7回5安打1失点、9奪三振の力投で今季2勝目。チームの連敗を2で止めた。

 「初回は先頭を四球で出したり少しあたふたしていた部分はあったけど、回を追うごとに周りを見ながらやれたかなと」

 初回1死一、三塁で大山に先制の左犠飛を許したが、失点はこれだけ。援護点や固い守備にも助けられ、2回以降は0を並べた。3回2死一、二塁では大山を見逃し三振。6回1死一、二塁でも佐藤輝、井上を連続の空振り三振に仕留めるなど、要所でギアを上げて三振で切り抜けた。

 3―1の3回2死一、二塁では自ら中前適時打を放ち、青柳をKO。「我ながらあっぱれだと思います。まずは投球なんですけど、9人目の野手として打席に立てたら」。実は青柳との先発対決は3度目で、全て小笠原が白星。バンテリンドームでの阪神戦は自身7度目の先発でうれしい初勝利にもなった。 (山添 晴治)

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2023年4月22日のニュース