天理大が連続バント安打など12人攻撃で3回一挙に6得点 中前2点打の近藤「センター返し意識」

[ 2023年4月22日 19:26 ]

阪神大学野球2023春季リーグ戦第3節   天理大6―2大阪電気通信大 ( 2023年4月22日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

3回に2点適時打を放った天理大・近藤
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 圧巻の12人攻撃だった。天理大は0―1で迎えた3回裏、先頭の9番・小林太郎(4年=松商学園)が左前打で出塁すると、1番・天野航也(3年=報徳学園)、2番・吉田元輝(4年=京都外大西)の連続バントヒットで無死満塁とした。3番・下林源太(3年=天理)の二ゴロを相手が二塁に悪送球し、2走者が生還。1死後に5番・近藤遼一(4年=八戸学院光星)の中前適時打で2点を追加した。

 近藤は「追い込まれるまでは高めを狙って悪くても外野フライと考えていました。追い込まれてからはストライクゾーンに来たボールを叩こうと。センター返しは意識していました。相手の守備が前に出てきていたこともあって、いい所に飛んでくれました」と打線に火を付けた一打を振り返った。

 さらに、8番・石飛智洋(3年=出雲西)の左前適時打、天野の三塁強襲適時打も出て、7安打を集中させ計6点を奪った。

 藤原忠理監督は「3回の攻撃はたまたまです」とビッグイニングについては冷静に受け止めていた。

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2023年4月22日のニュース