巨人・秋広優人がプロ初安打初打点 プロ初スタメン、第1打席で同点適時打の一発回答

[ 2023年4月22日 18:43 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2023年4月22日    神宮 )

<ヤ・巨>2回、秋広はプロ初安打となる同点適時二塁打を放ちガッツポーズ(撮影・沢田 明徳)
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 巨人の高卒3年目、秋広優人内野手(20)がヤクルト戦(神宮)でプロ初スタメン出場。第1打席で待望のプロ初安打初打点をマークした。

 「7番・左翼」でプロ初スタメン。0―1で迎えた2回だった。2死一塁で入った第1打席だ。相手先発右腕・小川が1ボール2ストライクから投じた4球目、高め直球を叩くと打球は右中間を真っ二つに割る二塁打となり、一走・吉川が同点のホームを駆け抜けた。プロ通算2打席目での初安打初打点が同点適時打。会心の笑みを浮かべてガッツポーズを見せた秋広に原辰徳監督(64)らベンチにも笑顔が並んだ。

 カブス・鈴木誠也外野手(28)の母校としても知られる二松学舎大付から2020年ドラフト5位で巨人入りし、高卒ルーキーだった21年9月29日の中日戦(バンテリンD)で小林の代打として1軍デビュー。記念すべき初打席は相手5番手右腕・藤嶋から左飛だったが、この日はそれ以来となるプロ通算2打席目だった。

 登録は今季も身長2メートル、体重95キロだが、21年3月には「キャンプ来る前は200センチだったんですけど、キャンプで計ったら202センチでした」と自ら明かすなどまだまだ伸び盛りが続いている20歳。今季イースタン・リーグ13試合に出場して打率.341(44打数15安打)、1本塁打、8打点の数字を引っさげて18日に2シーズンぶりとなる1軍昇格を果たすもここまで出番がなかったが、プロ初スタメンの初打席でいきなり結果を出して起用に応えた。

 ▼秋広 追い込まれていたので何とか後ろにつなぎたいと思っていました。(初ヒット、初打点に)うれしい気持ちはありますが、しっかり切り替えて次の打席も打てるように頑張ります。

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