巨人・大城卓三が勝ち越し2点適時二塁打 前夜は同じ1死満塁で併殺打、一夜でやり返す

[ 2023年4月22日 19:30 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2023年4月22日    神宮 )

<ヤ・巨>4回、大城は勝ち越しの2点適時二塁打を放つ(撮影・沢田 明徳)
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 巨人の大城卓三捕手(30)がヤクルト戦(神宮)で勝ち越しの2点適時二塁打を放った。

 8番に入り、新助っ人左腕・グリフィンとバッテリーを組んで先発出場。1―1で迎えた4回だった。岡本和、中田翔の連打と吉川死球で無死満塁という絶好のチャンスに、2回の第1打席でプロ初安打初打点となる同点適時打を放っていた秋広が空振り三振して1死満塁。ここで打席に入ったのが、小川と昨季対戦した3試合全てで本塁打を放っている大城卓だった。

 すると、1球目ファウルのあと、2球目はあと少しで満塁弾という右翼方向への大ファウル。マウンド上の小川も苦手意識があるのか、しばらく打球を呆然と見送っていたが、大城卓が続く3球目、高めに浮いた直球を狙いすましたように叩くと、打球は右翼線を抜ける2点適時二塁打となった。

 巨人は前日のヤクルト戦に敗れて今季3度目の単独最下位に転落。NPB記録にあと1と迫る1試合5併殺打を記録しており、大城卓も5回の1死満塁でチーム3つ目となる二ゴロ併殺打を喫していた。前日と同じ1死満塁で今度は勝ち越しの2点適時打。名誉挽回の一打となった。

 ▼大城卓 みんながつないでくれたチャンスを何とかものにしたかった。追い込まれていたのでコンパクトなスイングを心掛けたので対応できました。グリフィンも頑張っているので、逆転できてよかったです。

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