「戦国兵庫」に神戸国際大付あり!143キロ右腕・中村ら零封リレーでコールド発進

[ 2023年4月22日 12:59 ]

高校野球兵庫県春季大会   高砂 ( 2023年4月22日    神戸国際大付8―0 )

<神戸国際大付・西脇工>先発して5回無失点に抑えた神戸国際大付・中村和史(撮影・河合 洋介)
Photo By スポニチ

 神戸国際大付は、計3投手が相手打線を2安打に封じ、7回コールド勝ちで西脇工を下した。

 先発の最速143キロ右腕の中村和史(3年)が被安打2、5奪三振の力投。毎回走者を背負いながら、要所を締めた。内野ゴロでのアウトは3つのみと球威のある直球で押し込み、5つの凡飛を奪った。

 「力みました。どれだけ崩れたとしても、ゼロで抑えるのが自分の役割だと思っています」

 8―0の6回からは最速140キロ右腕・高松成毅が2番手として登板。直球とカットボールを軸に三者凡退に仕留めた。

 県大会初戦を快勝した青木尚龍監督は「要求が高いのは分かっているが(中村は)ストライクとボールがはっきりしていた。春も負けていい試合は一つもない。自分たちのできることを精いっぱいやりたい」と先を見据えた。同県の報徳学園が選抜大会準優勝。「戦国兵庫」の中で、神戸国際付が幸先よく好発進を決めた。

続きを表示

2023年4月22日のニュース