阪神・村上は今季計17イニング無失点を継続「慢心せずにバッターに向かっていく気持ちでやっていきたい」

セ・リーグ   阪神2－0中日 （ 2023年4月22日    バンテリンD ）

＜中・神＞初勝利を完封で飾った村上（撮影・大森　寛明）
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　阪神・先発の村上がプロ初勝利を初完封で飾った。中日打線を相手に散発2安打、2桁10奪三振と圧倒。試合後にはうれしさがにじみでた。

　「（坂本）誠志郎さんが引っ張ってくれましたし、バックの皆さんも守ってくださったので良かったです」

　前回登板の12日・巨人戦の7回完全投球に続き、この日も序盤から好投。初回、3者連続三振で最高の立ち上がりを見せると、5回1死から福永に中前打を許すまで、アウトを量産した。2点優勢の8回には無死から福永に再び中前打を許したものの、3者連続三振でしのいだ。

　コーナーを丁寧について打たせて取る投球が特長の右腕が、終わってみれば計10奪三振。「そんなに取ってたんですか。それは低く投げるジェスチャーをしてもらった（おかげ）」とうなずいた。

　これで今季は計17イニングで無失点を継続。「自信にして慢心せずにバッターに向かっていく気持ちでやっていきたい」とさらなる活躍を期した。