大谷翔平 球団新記録、開幕5試合で驚異の防御率0・64 ロイヤルズ戦で7回11K無失点、3勝目

[ 2023年4月22日 13:20 ]

ア・リーグ   エンゼルス2ー0ロイヤルズ ( 2023年4月21日    アナハイム )

<エンゼルス・ロイヤルズ>力投する大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が21日(日本時間22日午前10時38分開始)、本拠地ロイヤルズ戦で「2番・投手兼DH」でスタメン出場。投げては7回無失点で今季自己最多の11奪三振、打っては4打数1安打だった。チームは2-0でロイヤルズを下し、連敗を2で止めた。

 初回は12球で、3者連続で空振り三振と絶好の立ち上がりを見せた。3回に先頭に初安打を許したが、守備でとっさの好判断。後続を併殺に抑えてピンチをしのぐなど投球以外でも冴えわたった。6回には球速差が10キロ以上あるカーブを駆使。四球の後、この日2度目の3者連続三振で圧倒した。7回も続けて6者連続三振を奪い、7回まで2安打11奪三振の力投だった。現時点で防御率0・64とし、両リーグトップに浮上した。開幕から5試合で防御率0・64は、カーク・マッカスキルが1989年に記録した防御率0・74を上回り、球団新記録となった。

 大谷は17日のレッドソックス戦は雨天中断の影響で2回限りで降板したため、メジャー初の「中3日」登板。今季開幕から全4試合でマスクをかぶったローガン・オハピー捕手(23)が試合前に左肩痛のため負傷者リスト(IL)入り。過去昨年5月に1度だけバッテリーを組んだことがあるチャド・ウォーラク捕手(31)が今季初昇格し、先発マスクをかぶった。ウォーラクは打撃でも援護。3回に2ランを放って結果的にこれが決勝弾となった。

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