阪神・湯浅 ダル直伝フォーク&スライダーなど全球種試投へ 29日2軍・オリックス戦で帰国後初登板

[ 2023年3月29日 05:15 ]

キャッチボールを終え、笑顔を見せる阪神・湯浅(撮影・平嶋 理子)
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 第5回WBCに出場した阪神・湯浅が29日のウエスタン・オリックス戦で米国から帰国後初登板する。シーズン開幕を見据える新守護神候補は実戦舞台で持ち球全てを投げる考えを明かした。

 「(WBC使用球と)ボールの多少の違いはあるので、真っすぐの感覚とか、変化球とか(を確認したい)。(予定は)1イニングですけど、全球種を試しながら投げたい」

 侍ジャパンでは、ダルビッシュからスライダーとフォークの助言を授かった。帰国後には「スライダーは元々投げている感覚と全然違う感覚を教えてもらって、結構いい感じで投げられた。その感覚は違う変化球にも生かせるんじゃないか」と話しており、“ダルイズム”の注入はさらなる進化を目指す23歳右腕にとって確実にプラス材料となっている。

 帰国後は夜中に目覚める悩みも「だいぶ起きなくなりました。大丈夫だと思っています。元気です」と笑顔で改善を強調した。「開幕に状態を合わせられるように、明日(29日)投げてみてって感じですね」。3・31まで残り2日で迎えるマウンドで、万全を示す準備はできている。(阪井 日向)

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2023年3月29日のニュース