【センバツ】初の4強決めた山梨学院・吉田監督「今まで以上にのびのびやってくれた」打線が12得点と爆発

[ 2023年3月29日 10:52 ]

第95回選抜高校野球大会準々決勝   山梨学院12-3作新学院 ( 2023年3月29日    甲子園 )

<山梨学院・作新学院>4強一番乗りを決め、笑顔でアルプススタンドに駆け出す山梨学院ナイン(撮影・北條 貴史)
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 山梨学院は打線が活発に機能し、作新学院に快勝。同校初の4強進出を決めた。

 山梨学院は2回1死二塁から林謙吾(3年)の適時二塁打で先制。3回は高橋海翔(3年)、岳原陵河(3年)に適時打が飛び出したほか、5者連続四死球など3連続押し出しもあり一挙7点を奪うビッグイニングをつくった。その後も攻撃の手をゆるめず、14安打12点の猛攻で今大会初の2桁得点を記録した。

 吉田洸二監督は「なかなか甲子園で力が出し切れなかったんですけど、今日は今まで以上にのびのびやってくれて良かったです」と笑顔。猛攻をふるった打線について「緩急に惑わされないことをテーマに引きつけていこうということで、徐々にタイミングが合ってきた」と振り返った。

 8回96球、3失点と試合をつくったエース・林についても「今日は100球以内でと最初から試合に臨みました。思いのほか、前半は球数少なくいけましたし、甲子園に来て林が育っていってる。成長している。コンディションも非常に良いということなので安心して見てました」と合格点を与えた。

 初の準決勝に向け「力を出し切ることをテーマに臨んでいますので、勝ち負けを意識せず練習してきたことをしっかり出せたら」と話した。

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2023年3月29日のニュース