西武・源田　開幕戦出場見送り　骨折の右手小指治療を優先　4月末以降復帰へ

必勝祈願する（手前左から）高橋光、源田ら西武ナイン
Photo By 代表撮影

　WBCで右手小指を骨折した西武・源田が、開幕戦の出場を見送ることが決まった。治療を優先し4月末以降の復帰を目指す。

　渡辺久信GMは「まずはしっかりケガを治すことを最優先にすると決まった。1年は長い。無理することはないという話を球団の方からして、この形になった」と説明。源田自身は出場へ意欲を見せていたが、万全を期す形となった。源田はこの日、所沢市内の狭山山不動寺での必勝祈願に参加も全体練習には姿を見せず。今後はリハビリ組で患部の状態を確かめながら、練習を行う。松井監督は「最後の最後にはいてもらいたい選手。まずは治してという話をした」と話した。

　代役は高卒3年目の山村が有力。オープン戦9試合で打率・269、7安打中、本塁打1本を含む4本の長打をマークした。1月は源田と自主トレを行った20歳。「若手らしくやるだけ。源田さんから“頑張れ”と言ってもらった。準備はできてます」と1軍デビューに意気込んだ。（福井　亮太）