清原和博氏 次男・勝児の甲子園出場「人生で一番緊張」 10回2死満塁でのフルスイング「うれしかった」

[ 2023年3月29日 22:44 ]

清原和博氏
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 元プロ野球選手の清原和博氏(55)が公式YouTube「清ちゃんスポーツ」を更新し、21日に第95回選抜高校野球大会の2回戦で次男・勝児が慶応高の一員として甲子園の土を踏んだ試合を振り返り「本当に夢のような時間でした」と語った。

 試合前から清原氏は「いよいよ甲子園に息子が出ます。センバツが決まってからここ1週間くらい呼吸が浅くなっている。自分が甲子園に出るよりもはるかに緊張している。人生で一番緊張しています」と語り、センバツ出場が決まってから「自分にできることは、大阪に入ってからお墓参りに行ったりとか、息子の新聞の切り抜きとか…」をしながらこの日を迎えたと明かした。

 試合は仙台育英に延長タイブレークの末に1―2で敗れたが、「5番・三塁」で出場した勝児は2回先頭の初打席で左前打。そしてタイブレークの延長10回2死満塁で空振り三振に倒れたが、初球から父譲りのフルスイングを見せた。

 清原氏は「残念ながら負けてしまいましたけど、息子がレフト前ヒット打った時には大号泣。息子も一生の思い出になると思います。本当に頑張ったと思います」と語り「父親としての感想を言わせてもらうんですけど。最後も本当に2死満塁で、自分たちが経験したことのないタイブレークで、最後、振ってくれたのがうれしかったです。振って三振。これも、これからの息子にとっての野球人生にプラスになると信じています」とほめ称えた。

 清原氏は大阪・PL学園の選手として5度の甲子園出場をし、2度の優勝、2度の準優勝を飾った。個人としても13本塁打を放っている。それでも最後の場面で「初めての甲子園であれだけの大歓声浴びたら、自分だったらバット振れなかったかもしれない」とうなずいた。

 さらに「ヒットも見れたし、三振も見させてもらいましたし、感動させてもらいました。本当に甲子園って改めて素晴らしい場所だと本当に思います。これからロスが始まる気が…本当に夢のような時間でした」と語り、「息子と再会して4年。そこから本当に頑張ってくれたと思います。これからももっともっと頑張ってくれると思うので、皆さんも応援してやってください。僕も陰ながら力になりたいと思います」と呼び掛けていた。

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