山田久志氏 高卒2年目の清原に一発浴び「落合でもあのボールをあそこまで打てなかった」

[ 2023年3月29日 20:55 ]

山田久志氏(左)と清原和博氏
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 通算284勝の山田久志氏(74)がYouTube「プロ野球OBクラブチャンネル」に出演。現役引退のきっかけとなる清原和博氏との対戦を振り返った。

 1986年5月22日、山田氏は高卒2年目の清原氏に西武球場(現ベルーナドーム)のバックスクリーン右へ本塁打を打たれる。

 「山田さんのシンカーが打ちたいです」と言っていた清原氏に山田氏は「お前に投げるのはまだ早い」と投げなかった。

 打った清原氏は「山田さんのシンカーが打ちたかった」と喜んだが、山田氏は「あれはシンカーじゃない。真っ直ぐがシュート回転した」と否定した。

 ただ、「あのボール(コース)をあのセンターの方向に打った右バッターはいなかった。落合でもあそこまでは打てなかった。清原だけ」と驚いたという。

 2年後、1988年6月21日の対戦でも再びバックスクリーンへ本塁打を浴びた。この一発が最強サブマリンに引退を決意させたと言われている。

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