阪神・湯浅が2軍オリックス戦で帰国後初登板　新守護神有力右腕が1イニング零封で開幕万全アピール

ウエスタン・リーグ   オリックス―阪神 （ 2023年3月29日    杉本商事BS ）

ウエスタン・リーグで登板した湯浅

　侍ジャパンの一員として第5回WBCの優勝に貢献した阪神・湯浅が、帰国後初登板を果たした。0―1の6回に2番手として登板し、1回を3者凡退に仕留めた。

　先頭の渡辺を137キロフォークで三ゴロに仕留めると、続く代打・山中は148キロ直球で右飛に。最後は4番の内藤を149キロで左飛に打ち取った。

　WBCでは3試合に登板して侍ジャパンの優勝に貢献。23日に帰国したばかりだが、チームでは新守護神として期待される右腕は「1週間もあるので、逆に言えば。調整できると思うし、開幕からチーム一丸になれるように頑張ります」と今月31日のDeNAとの開幕戦に間に合わせるべく意気込んでいた。世界での戦いを経てよりたくましくなったアツアツな男が帰国後初登板を零封で終え、準備を整えた。