【センバツ】報徳学園サヨナラ4強 昨夏王者・仙台育英を延長タイブレークで下す 大角監督「ありがとう」

[ 2023年3月29日 19:10 ]

第95回選抜高校野球大会準々決勝   報徳学園5ー4仙台育英 ( 2023年3月29日    甲子園 )

<報徳学園・仙台育英>延長タイブレーク2死満塁、山増がサヨナラ打を放ち歓喜の報徳学園ナイン(撮影・後藤 大輝) 
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 報徳学園がサヨナラで仙台育英を下し、17年以来となる4強入りを決めた。

 3-1とリードして迎えた9回に同点に追いつかれ、2試合連続で延長タイブレーク。延長10回に1点を勝ち越されたが、先頭・竹内の犠打を三塁手がエラーし、同点に追いついた。2死満塁、山増竜也(3年)が左前適時打を放ち、サヨナラ勝利を収めた。

 大角健二監督は「生徒たちに助けてもらって、ありがとうと言いたい」と振り返った。山増には「気持ちが高まる場面。ボールの内側を叩こう、いつも通りのバッティングをしよう」と声をかけたという。最後まで諦めなかった選手たちを「どんな場面でも楽しむ姿勢を忘れていない、本当に頼もしい姿が見られた。試合ごとに精神的に強くなってくれて、今後も楽しみ」と称えた。

 31日の準決勝は大阪桐蔭との近畿対決となった。「秋に負けてその思いを胸に冬はやってきたので、今日以上のゲームをやってくれると思う」と指揮官は力を込めた。

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