ダル、動作解析システムを駆使しブルペンで37球 投手コーチは「彼はこのメカニックが気に入っている」

[ 2023年3月29日 10:07 ]

動作解析システムを使いながらフォームを確認するダルビッシュ、左はニエブラ投手コーチ、右はプレラーGM
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 パドレスのダルビッシュ有投手は28日(日本時間29日)、アリゾナ州ピオリアのキャンプ施設で37球のブルペン投球を行った。

 1球1球をビデオカメラで動作解析し、リリースポイントを画像で確認。見守ったニエブラ投手コーチは「彼はこのメカニックが気に入っているようだ。形を見ながら投球を作っていくことを楽しんでいる」。視察したプレラーGMもハイテク機器を駆使しながら調整するエース右腕を頼もしそうに見つめた。

 前日にチームは春キャンプを打ち上げサンディエゴに戻った。WBC出場の影響で万全な調整ができなかったダルビッシュは30日(同31日)からの開幕シリーズの登板を回避しアリゾナで最終調整することを選択。同投手コーチは「最初に見たときよりも今は心地良さそうに感じた」と調整は順調な様子。30日(同31日)に予定されているマイナーとの練習試合で80球程度を投げ、4月4日(同5日)の本拠地ダイヤモンドバックス戦で今季のスタートを切る予定になっている。

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2023年3月29日のニュース