【センバツ】広陵の“ボンズ”真鍋は3安打2打点「積極的に初球から」前の試合無安打からきっちり修正

[ 2023年3月29日 14:00 ]

第95回選抜高校野球大会準々決勝   広陵9-2専大松戸 ( 2023年3月29日    甲子園 )

<広陵・専大松戸>2回1死一、三塁、中越えに適時二塁打を放ち、ガッツポーズの広陵・真鍋(撮影・北條 貴史)
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 広陵は打線がつながり、2010年以来、13年ぶりに4強進出した。高校通算51本塁打を誇る“広陵のボンズ”こと真鍋慧(3年)は二塁打2本を含む3安打2打点と打線をけん引した。

 真鍋は初回の第1打席で右前打を放つと、第2打席は2回1死一、三塁から継投したばかりの相手2番手・渡辺の直球を捉え、左中間フェンス直撃の適時二塁打を放ちガッツポーズ。「投手が代わったので積極的に初球から甘い球を打っていこうと思っていました。少し(バットの)先っぽだったんですけど、強い打球が行ったので良かったです」とうなずいた。

 4回2死二塁では中越え適時二塁打を放ち「甘い球をしっかり打っていこうと打席の中で考えていたので、しっかり捉えられて良かった」と手応えを口にした。

 27日の3回戦、海星戦は3打数無安打。中井哲之監督から「きょうはボンズではなく、ポン酢だった」と厳しい言葉も飛んだ。それだけに28日の練習では「ゆっくりの球を打って逆方向中心に打ちました」と修正を図り、見事に試合で結果を出した。

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