鹿児島育英館中 史上初連覇!鶴園2安打完封&打っては貴重打

[ 2023年3月29日 04:59 ]

スポニチ主催文部科学大臣杯第14回全日本少年春季軟式野球大会最終日   鹿児島育英館中3―0赤坂・西部クラブ ( 2023年3月28日    静岡県草薙総合運動場硬式野球場 )

<鹿児島育英館中―赤坂・西部クラブ>優勝の瞬間、マウンドで喜びを爆発させた鹿児島育英館中ナイン
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 決勝が行われ、鹿児島育英館中(鹿児島)が赤坂・西部クラブ(岐阜)を3―0で下し、大会史上初の連覇を果たした。先発の鶴園蓮(3年)が2安打完封。打っても6回1死満塁から左前適時打を放ち、投打で活躍した。

 鶴園が投打に躍動し、連覇を手繰り寄せた。2安打で完封勝利を挙げ、6回には追撃打。「マウンドは緊張したけど、しっかり守れるナインを信じた。思った通りに投げられた」と笑顔だった。初めての連覇に徳留主将は「期待に応えることができ、うれしい」と満足げだったが「さらにレベルアップし、夏の全日本少年も優勝したい」と慢心なし。森永顕悟監督(39)は「昨年の夏は県大会で負けてしまった。悔しさを知る選手たちには“夏のための大会”と言い続けてきたので、今度こそ春夏連覇を果たしたい」と話した。

 <岐阜赤坂・西部クラブ 初出場で善戦も>全国大会初出場ながら決勝進出。善戦したが最後は力尽きた。全6試合中5試合に先発したエース清水佑は疲労が見え、6回につかまった。重畑主将は「ワンチャンスで取り返せると鼓舞したが、相手が強かった。リベンジしたい」と悔しさをにじませ、増田諭監督(42)は「最後までよくやった。鍛え直して戻ってきます」とねぎらった。

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