侍・白井HC コーチ就任を決断した栗山監督からの口説き文句「元々、同い年で仲は良かった」

[ 2023年3月29日 15:57 ]

白井ヘッドコーチ(右)と栗山監督
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、3大会ぶり3度目の世界一に輝いた侍ジャパンの白井一幸ヘッドコーチ(61)が29日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にゲスト出演し、コーチ就任の裏話を語った。

 一昨年12月にコーチ就任が発表された。白井コーチには栗山英樹監督(61)から直々の強い要請があったといい、「“カズ(白井コーチ)がやってくれないと、俺はやらないから。お前じゃなきゃダメなんだ”と言われて」と、口説き文句を明かした。強い絆を象徴するような言葉に、タレント松本明子は「すごい信頼関係ですね」と感心していた。

 現役時代は日本ハムで内野手としてプレーした白井コーチ。引退後は数々のチームでの指導者経験を経て、2014年に日本ハムの内野守備走塁コーチに就いた。この時の指揮官が、栗山監督だった。白井コーチは「栗山監督、就任して1年目にいきなりリーグ優勝されたんですね。翌年、最下位に低迷して。その時に栗山監督から電話がかかってきて、“チーム立て直しに力を貸してもらえないだろうか?”ということで。元々、同い年で仲は良かったので、2014年に栗山監督と一緒に監督、コーチとして仕事を始めました」と、栗山監督とのエピソードを語った。

 日本ハムはその後、立て直しに成功。栗山監督とのタッグでは17年の退任までリーグ優勝2回、日本一1回を経験した。白井コーチは侍ジャパンでのオファーについて、「ファイターズ時代に一緒にやって、日本一になって、その流れがあって。最下位になった後、私に(栗山監督が)声が掛かったのと同じような感じでした」と振り返っていた。

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2023年3月29日のニュース