侍ジャパン・栗山監督「嫌な思いをさせた。勘弁してください」　解散前に選手にメッセージ送る

会見する栗山監督
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　侍ジャパンの公式SNSが29日に更新され、第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で優勝した後、解散前に栗山英樹監督が選手に送ったメッセージを披露した。

　栗山監督は選手を前にして、大リーグでプレーする選手は米国に残るためこの場が侍ジャパンのメンバー全員が顔を合わせる最後の機会となるとし「皆お疲れ様でした」と話し始めた。

　続いて「まずはスタートする時に言いましたけど、これだけの素晴らしい選手が集まっているにもかかわらず、この大事な時期に試合に出ることが出来なかった選手もいたと思います。本当に嫌な思いをさせたと思いますけど、勘弁してください。チームが勝つために一生懸命考えてやったことなので勘弁してください」と、出場が少なかったり、出られなかった選手に謝罪。「ただ今回経験したことをチームに帰って、皆がシーズンを頑張ってくれることを祈っています。本当に日本中に野球の素晴らしさが伝わったと思います」と語った。

　また、「侍ジャパン」について「以前からジャパンというのは『野球の伝道師であれ』という思いがあるんですけど、いろんな勉強をしたりとか、そいういったものを、是非チームに戻って次の世代、子供たちのためにも是非伝えて行って下さい」とし「本当に嫌な思いをした選手には申し訳ない。勘弁してください」としながらも「また是非、こういう素晴らしいチームで皆で集まってやりたいと思うんで。本当に素晴らしい野球だったと思います　本当にありがとう。また皆で元気に会いましょう」と締めくくった。

　選手たちも「ありがとうございました」と言い、拍手をしていた。

　視聴したファンからも「こんなに野球に夢中になれた日々を忘れません」「感動をありがとうございました」「感動を絆で繋ぐ最高な時間をいただきました」「また３年後…栗山監督ひきいる侍ジャパンの皆様の姿が見たいです！」「最高でした」「沢山の感動をありがとうございました」などの声が寄せられていた。