阪神・矢野監督「ウチが浮上するために(大山)悠輔のバッティングは大きなポイントになる」

[ 2022年6月4日 17:48 ]

交流戦   阪神3-0日本ハム ( 2022年6月4日    甲子園 )

<神・日>日本ハムに勝利し、大山(右)とハイタッチをする矢野監督(撮影・平嶋 理子) 
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 阪神は、今季最長タイの3カード連続勝ち越しを決めた。試合後、矢野監督がインタビューに応じた。一問一答は以下の通り。

 ―きのうの勢いを引き継ぎたい一戦で、また違った形で快勝
「そうですね、まずは青柳がやっぱりしっかり投げてくれたということが大きかったですけど。本当にきのうの勝ちをきょうにね、どうしてもつなげたかったんで。そういうところではきのうとは違う展開でしたけど、ある意味ウチらしく戦えたかなと思います」

 ―青柳は8回無失点、低めに集めて素晴らしい投球
「はい、もう最後もね、行きたそうな気持ちで最後まで投げ切りたいという気持ちもある、それもうれしいことですし。まあ次の登板とかね、いろいろ考えてあそこで代えることになりましたけど。本当にいつも攻める気持ちっていうのを持ってくれているピッチャーなんで。なおかつそこに丁寧にっていうね、青柳らしいピッチングでした」

 ―申し分ない投球をずっと続けている
「まあ開幕ちょっと出遅れた分、その悔しさというのを本人もぶつけてくれていると思いますし、本当に常に自分がチームを引っ張ってやるんだという、そういう気持ちを投球にしっかり表してくれて、本当に助かっています」

 ―打つ方では、きょうも大山が先制の一打
「いやぁもう、悠輔(大山)は本当に言うことないですしね、最後もいいヒットを打っていますし、内容もしっかりしていますしね。数字も上がって来ているんでね、本人も気持ちも状態も上がってきている状態なんで。ここからウチが浮上するためにはね、もちろん悠輔のバッティングっていうのは大きなポイントになると思うんで。これからもドンドンはい、打ってもらいたいです」

 ―五回は青柳のバント失敗で嫌な流れにならず得点へつなげた
「そうですね、いい点の取り方というかね、いろんなパターンの取り方っていうのがちょっとずつ増えてきている感じがあるので。そういうところでは全員の状態が上がってきているところも大きなことだと思いますけど、ああいうところで追加点を1点、2点取ったというのは相手に与えるダメージも大きいですし。こっちのムードも上がるような得点でした」

 ―2死からの得点でつながりや粘りも出てきている
「まああの、大きくホームランをガンガン打つっていうバッターがたくさんいるチームじゃないんでね。やっぱりこうつなげる、1個のアウトでも塁を進めながら、そして足を絡めてというのがウチのゲームだと思うので。島田もいい味を出してくれていますし、拓夢もチカも良い働きをしてくれているかなと思います」

 ―6回はビッグボスとスクイズのサインで攻防
「そうですね、もう1点もちろんほしいですし。向こうも満塁はある程度仕方がないというところで。誠志郎が何とかバットに当ててくれたおかげなんで、そういう意味では誠志郎に助けてもらえたかなと思います」

 ―6月無敗の4連勝
「この流れはもちろんどんどんつなげていきたいですし。そういう6月だったと後から言えるように、まずは今日勝ったので、この勢いを明日につなげたいですね」

 ―ファンにひと言
「新庄監督に会いたい、見たいというタイガースファンの方はたくさんおらえると思いますけど、そういう中で僕たちがみなさんに勝つ試合、また選手が躍動する試合を見せられたというのは本当にうれしいですし、俺たちの野球は超積極的、諦めない、チーム全員でそういう野球をこれからもしていきます」

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2022年6月4日のニュース