阪神・矢野監督 青柳好投に「頭が下がるよね。いろんなものを全部、勝負球にできている」

[ 2022年6月4日 17:56 ]

交流戦   阪神3-0日本ハム ( 2022年6月4日    甲子園 )

<神・日> 6勝目を挙げた青柳は矢野監督とタッチをかわす(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 阪神はエース・青柳が好投し、今季最長タイの3カード連続勝ち越しを決めた。矢野監督は試合後、報道陣の取材に応じた。一問一答は以下の通り。

 ―青柳が素晴らしい投球
「いやあもう、頭が下がるよね」

 ―今年は三振の数が増えている
「やっぱりどこのチームも青柳の時は右でスタメン出てる選手が下がって、左をスタメンで出してくるっていうところの左対策っていうところでシンカー系のボールとインコースへの速いボールと、また外からも入るスライダーとか。いろんなものを全部、勝負球にできているっていうところが、そういう三振にもつながってると思うし。左バッターでも苦にしないというか、逆に去年ぐらいからそうやって左を並べられることをヤギ(青柳)がプラスにしていけた、左をこうやって抑えるんだっていうものをつかみ出しているんでね。そういった理由かなと思います」

 ―防御率も0点台に突入
「自分の励みになるしね。先発ピッチャーもどのピッチャーも防御率は大事だけど、常々言っているように、自分の数字を追えばそれが直結してチームのためになるんでね。そういうところでは防御率も意識して、どんどんやっていけばいいと思うし。勝ちだけじゃなくてね、打席での何とかもう1点取ってやるというああいう姿勢も、チームにいろんな意味の影響を及ぼしてくれてると思うし。あそこでスタンドから拍手が起こるってことはヤギのそういう打ってやろうという姿勢のファンの人からの拍手なんかなと思ったし。そういったところもピッチングにあいつがつながってる。そういうのがヤギらしさかなと思う」

 ―打線は2死から得点も
 「まあね。欲を言い出したらキリがないけど、もっと言えばテル(佐藤輝)がもういっちょいってくれたらというのはもちろんあるし。それは勝負の中で打てることも打てないこともあるし、テルはその悔しさを明日以降ぶつけてくれたらいいし。まあ、島田も塁に出たり、打順がちょっと落ち着いてくるとね。さっき言ったいろんな攻撃のパターンというか、得点というのが出来てくる可能性が上がる。そういうところではケントも上がっているし、悠輔も内容もしっかりしているし。全体の状態も上がっている。いろんなことが関係しているかなと思う」

 ―借金も1桁
 「まあまあ、一気に2つ減ることないので1個ずつ頑張っていきます」
 
―1つずつ
 「しかできひんやん」 

続きを表示

2022年6月4日のニュース