楽天3カード連続負け越し 石井監督「前を向くことが大事です」

[ 2022年6月4日 18:07 ]

交流戦   楽天1─6楽天 ( 2022年6月4日    横浜 )

<D・楽>6回、先発・早川の交代を告げベンチへ戻る石井監督(撮影・島崎忠彦)
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 楽天が投打に精彩を欠き、3連敗&交流戦3カード連続負け越しとなった。

 3番手の宋家豪投手(29)が誤算だった。同点の7回に登板したが、3年目の森に左前打され盗塁も喫した無死二塁から佐野に勝ち越しの右翼線適時二塁打。さらに1死一、三塁から牧に2戦連発となる15号3ランを喫し、ダメを押された。

 石井一久監督(48)は継投策について「先にソン君を行かせて、後ろの方がタイトな打線になるので、安楽と考えたけど…。牧に打たれたのは(ボールが)高かった。そこはもう少しケアしないと」と明かした。今季も勝ちパターンの継投を担い、15試合2勝7ホールドの宋家豪は今季初黒星に「試合の結果は悔しいですけど、切り替えて、次は頑張りたい」と雪辱に意気込んだ。

 とはいえ今季初めて1番に起用した小深田大翔内野手(26)が先制ホームを踏むなど、少しずつ打線はつながりつつある。石井監督も悲観的に捉えてはいない。「これから(シーズン)中盤に差し掛かる前に(敗戦で)プレッシャーに感じることはない。ピッチャーは腕を振って投げる、バッターはしっかりスイングして向かっていく。前を向くことが大事です」と、エース則本昂大投手(31)が先発するあす5日の同カードへ気持ちを向けていた。
 

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2022年6月4日のニュース