大谷翔平 3打数無安打2三振 “MVP対決”第1Rは2打席連発のハーパーに軍配 エ軍大敗で9連敗

[ 2022年6月4日 10:48 ]

インターリーグ   エンゼルス0―10フィリーズ ( 2022年6月3日    フィラデルフィア )

<フィリーズ・エンゼルス>6回無死、大谷の第3打席は二直に終わる(撮影・篠原 岳夫)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が3日(日本時間4日)、敵地フィラデルフィアでのフィリーズ戦との交流戦に「2番・DH」で出場。3打数無安打2三振で、打率は・240となった。チームは0-10で大敗し、6年ぶりの9連敗。

 フィリーズの本拠地「シチズンズ・バンク・パーク」ではメジャー5年目にして初のプレーとなった大谷。敵地ながら観客から拍手で迎えられる中、フ軍先発右腕・エフリンに対し、初回の第1打席は見逃し三振、3回の第2打席は四球、6回の第3打席は二直、8回の第4打席は空振り三振に倒れ、快音を響かせることはできなかった。

 フ軍の3番には主砲・ハーパーが入り、大谷との昨季“MVP対決”が注目された中、快音が聞かれなかった大谷に対し、ハーパーは5回に11号3ラン、6回に12号ソロを放つなど4打数2安打4打点と大暴れ。第1ラウンドはハーパーに軍配が上がった。

 前日2日(同3日)の敵地でのヤンキース戦ダブルヘッダーでは、第1試合に「2番・DH兼投手」の投打二刀流で出場し、投げては自己ワーストタイの3本塁打を浴びるなど3回0/3、4失点で4敗目(3勝)。打者では5打数1安打2三振4打数1安打だった。続く第2試合には「2番・DH」でスタメン出場。ダブルヘッダー第1試合に先発登板し、第2試合に野手としてスタメン出場するのは77年ぶりという偉業だったが、3打数無安打1四球で4試合ぶり無安打に終わっていた。

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