オリックス 今季2度目のパ独り勝ちで4連勝! 吉田正の全力疾走からT-岡田の決勝打生まれる

[ 2022年6月4日 20:34 ]

交流戦   オリックス3-2広島 ( 2022年6月4日    マツダ )

<広・オ>ヒーローインタビューを終えファンの声援に応えるT-岡田 (撮影・奥 調)
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 オリックスは先発・山本の粘投で広島戦11連勝とした。また、この日のパ・リーグ勢では唯一の白星。2日にも同様のケースがあり、オリックスは同一シーズンで2度目の“独り勝ち”という珍記録となった。

 試合は2回に杉本のソロ本塁打で先制。山本は7回に味方の失策なども絡み、逆転を許したが、8回にはT-岡田の勝ち越し適時打も出て逆転勝ちを収めた。

 4連勝で、交流戦6勝5敗と白星先行となった中嶋監督は「接戦で、本当によく勝った」とチームを称えた。1点差を追う8回には1死一、三塁から、吉田正が一ゴロで併殺の判定。だが、リプレー検証の結果、一塁がセーフに覆り、三塁走者の得点が認められた。負傷明けだった吉田正の全力疾走が実り、T-岡田の勝ち越し打につながった。

 T―岡田は、その打席まで2三振と併殺打に倒れていたが「開き直って、自分が絶対に決める」と強い決意で結果を出し、「これを機に上がっていきたい」とチームを上昇気流に乗せることを約束していた。

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2022年6月4日のニュース