原巨人“足”攻でロッテ・朗希揺さぶった 球団49年ぶり1試合6盗塁で今季最多タイ10得点

[ 2022年6月4日 05:30 ]

交流戦   巨人10―3ロッテ ( 2022年6月3日    東京D )

<巨・ロ>3回、二盗に成功するウォーカー。手前は中村奨(撮影・久冨木 修)     
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 巨人打線は足を絡めた攻撃で揺さぶった。3回にウォーカーが二盗、5回には吉川が二盗、三盗を決めた。ロッテ・佐々木朗のクイックのタイムは1・3秒台と遅く、試合前時点で二盗は5度スタートを切られ、全て成功されていた。原監督は「亀井(一塁)コーチの努力のたまもの。いい指示だった」と目を細めた。

 2回に先制の右中間適時二塁打の増田陸は指3本分、バットを短く持ち外角の161キロ直球を捉えた。前日からマシン相手に通常よりも5メートルほど距離を短くして目を慣らしてきた。

 チーム40イニングぶりのタイムリーに「僕なりに準備した結果。いい投手から打ててうれしい」。周到な準備が実り、佐々木朗を5回KO。8回にも3盗塁を絡め、5点を奪った。チームの1試合6盗塁は49年ぶり。15安打10得点はともに今季最多タイとなった。

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2022年6月4日のニュース