新庄ビッグボス 清宮2安打に拍手も…三塁すら踏めず今季10度目の零敗に“落胆”

[ 2022年6月4日 17:20 ]

交流戦   日本ハム0ー3阪神 ( 2022年6月4日    甲子園 )

<神・日>青柳の前に得点が奪えず、ベンチで浮かない様子の新庄監督(左端)(撮影・北條 貴史)
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 日本ハムは4日、敵地での阪神戦(甲子園)に0―3で敗れ3連敗。打線が散発の5安打と振るわず、今季10度目となる完封負け。先発の杉浦稔大投手(30)が5回7安打3失点で5敗目(2勝)を喫した。

 先発の杉浦は3回までパーフェクトピッチング。最速150キロのストレートを中心に打者9人に対し4奪三振をマークした。しかし4回、2死一塁から佐藤輝と大山に連打を浴び1失点。5回には2死一塁から島田、中野、近本の3連打により2失点。今季交流戦2試合目の登板は5回81球、打者22人対し被安打7、奪三振6、無四球、3失点という内容に終わった。

 反撃したい打線だったが好投する青柳の前に沈黙。8回まで散発の4安打と振るわず。9回は“守護神”岩崎に封じられ三塁すら踏めないまま試合終了。

 新庄監督は前日の大逆転負けにも「負けたのは実力不足だけど、ファンには物凄く面白い試合だったのはうれしい」と前向きなコメントをしていたが、この日はベンチで浮かない表情。清宮の2安打には両手を挙げ拍手を送ったものの、試合後は足早にベンチを後にした。

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