原監督 またも失策で失点に絡んだ広岡は「本人が一番反省しているでしょう」 吉川は「少し時間は必要」

[ 2022年5月5日 17:21 ]

セ・リーグ   巨人0―3広島 ( 2022年5月5日    マツダ )

<広・巨>5回1死一塁、磯村の遊ゴロを広岡が二塁に悪送球(撮影・奥 調)
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 巨人は打線が今季最少のわずか1安打に終わり、開幕35試合目にして今季初の零敗。2カード連続の負け越しで3位・広島に1・5ゲーム差と迫られた。

 投打の大黒柱である菅野、坂本がともに故障で登録抹消中。4日にはリーグ最多安打の1番・吉川も左肩甲骨へ死球を受け、この日は登録抹消にはならなかったものの姿を見せずにベンチ外と試練が続いた。

 吉川の代わりに「8番・二塁」でプロ初先発となった20歳の中山は3回の第1打席で3球連続ファウルの後、1球ボールを挟んで5球目のチェンジアップを空振り三振。大城にチーム初安打が出た6回の無死一塁では初球で送りバントを成功させた。原辰徳監督(63)は中山について、ストライクは全部振る姿勢だと指摘を受けると「うんうんうん、ね」とうなずき「元気もあるし、守備も無難にこなせているしね、楽しみな選手ですね」と評価した。

 一方、坂本の代役として出場した3日のカード初戦で初回にエラーして初回6失点のきっかけをつくった広岡は2試合ぶりに「2番・遊撃」に入って先発出場したが、5回に二塁へ悪送球。またも相手の先制となる失点に絡んだ。原監督は広岡について聞かれると「えっへっへっへ、そうですね。まあ、そうですね、それは…まあ、なんて言っていいのかね、それは本人が一番、まあ、反省しているでしょう」と多くを語らなかった。

 また、吉川の状態については「まあ、あした以降でしょうね。少し時間は必要だと思います。え~、ま、そんなには、とは思っておるんですが、あしたまた切り替えて、いきます」と話していた。

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2022年5月5日のニュース