エンゼルス・大谷 6回無失点10奪三振快投中 今季自己最速161・3キロ 今季3勝目の権利

[ 2022年5月6日 04:40 ]

ア・リーグ   エンゼルス―レッドソックス ( 2022年5月5日    ボストン )

レッドソックス戦に「3番・投手」で出場した、エンゼルス・大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が5日(日本時間6日)、敵地フェンウェイ・パークでのレッドソックス戦に「3番・投手兼DH」で出場。同球場での登板はメジャー5年目で初めて。

 6回まで4安打無失点、10奪三振の快投を続けている。0―0の5回2死二塁のピンチで2番・ディバースへの初球はボールになるも、今季自己最速100・3マイル(約161・3キロ)を計測。最後はスプリットで見逃し三振に仕留め、雄たけびを上げた。

 大谷は4回に中越えの安打を記録。1912年に開場したメジャー最古フェンウェイ・パークで1~4番で出場した投手は、ベーブ・ルースが1919年9月20日のホワイトソックスとのダブルヘッダー第1試合に「4番・投手」で出場した以来。また、同球場での先発投手の安打はロジャー・クレメンスが1996年5月23日のマリナーズ戦で中前打を記録して以来となた。

 打線は0―0で迎えた7回1死二塁で5番・ウォルシュが右越え先制2ランを放ち、大谷が勝利投手の権利を手にしている。

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2022年5月5日のニュース