甲子園騒然！　阪神・佐藤輝＆糸井　9回2度の申告敬遠　サヨナラ勝ち呼んだ

セ・リーグ   阪神3-2ヤクルト （ 2022年5月5日    甲子園 ）

＜神・ヤ＞9回、佐藤輝（左）を申告敬遠で歩かせる高津監督（撮影・北條　貴史）
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　9回にヤクルトが行った2度の申告敬遠に、甲子園球場が殺伐とした雰囲気となった。

　1度目は9回1死二塁となった場面で3番・佐藤輝を迎えた場面。4番・大山との勝負の決断にスタンドは騒然となり、場内アナウンスの大山コールに割れんばかりの大歓声が巻き起こった。

　大山が三ゴロにたおれて2死一、三塁となり、代打・糸井が告げられた場面で高津監督が2度目の申告敬遠。状態が万全でなくここ2試合は欠場していたとっておきの“切り札”の登場でボルテージが最高潮に達していただけに、申告敬遠が場内アナウンスで宣告された瞬間、場内は怒号に包まれた。

　試合は満塁から山本が押し出し四球を選び、阪神が今季初のサヨナラ勝利となった。