巨人メルセデス 6回を自責1と好投もリーグ単独トップ5勝ならず 打線が5回まで1人の走者も出せず

[ 2022年5月5日 15:52 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2022年5月5日    マツダ )

<広・巨>力投する先発のメルセデス(撮影・河野 光希)
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 巨人の来日6年目左腕、C・C・メルセデス投手(28=ドミニカ共和国)が広島戦(マツダ)で今季5度目の先発登板。6回5安打2失点(自責1)と好投するも、打線が来日初登板初先発となったアンダーソンに5回まで完全投球に封じられるなど援護に恵まれず、リーグ単独トップとなる5勝目を逃した。

 相手先発右腕・アンダーソンが初回を3者連続三振の素晴らしい立ち上がり。だが、メルセデスも初回、1番・堂林に中前打されて2死三塁までいきながら無失点で切り抜けると、5回1死まで13人連続でアウトに取るなど順調にイニングを重ねて投手戦が続いた

 だが、0―0のまま迎えた5回、メルセデスが1死から中村健に左前打されると、続く磯村の遊撃へのゴロを処理した広岡が二塁へ悪送球(記録は内野安打と失策)。1死一、三塁とピンチが広がり、小園の二ゴロの間に先制を許した。

 6回には1死から上本に中前打された後、続く西川に右中間へ二塁打を打たれ、一走・上本が俊足を飛ばして一気にホームイン。なおも1死二塁とピンチが続いたが、後続を打ち取ってこの回を終わらせ、降板となった。

 メルセデスの投球内容は6回で打者23人に対して98球を投げ、5安打2失点(自責1)。2三振を奪って四死球はなく、直球のMAXは149キロだった。

 前回登板した4月27日のDeNA戦(横浜)では7回2安打無失点と好投。2018年の開幕3連勝を抜き、自身初の開幕4連勝を飾っていた。

 ▼メルセデス 調子自体は悪くなかったよ。攻めのピッチングはできたと思うけど、結果としては先に点を許してしまった。特に西川への1球は(2点目のタイムリー)悔しかったね。

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2022年5月5日のニュース