首位巨人に次々と試練…投打の大黒柱・菅野&坂本離脱に続いて吉川も負傷 ウィーラー、中田も抹消中

[ 2022年5月5日 14:26 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2022年5月5日    マツダ )

<広・巨(9)>セカンドでスタメン出場の中山(撮影・河野 光希)
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 首位の巨人は5日午後2時から2・5ゲーム差の3位・広島と対戦している。

 前日4日の同戦で8回に左肩甲骨付近に死球を受けて負傷交代した吉川尚輝内野手(27)は登録抹消されなかったもののベンチ入りメンバーから外れ、中山礼都内野手(20)が「8番・二塁」に入ってプロ2年目で初スタメン。「1番・一塁」には香月一也内野手(26)が入った。

 C・C・メルセデス投手(28)はリーグ単独トップの5勝目と、自身初の開幕5連勝を懸けて先発登板。大城卓三捕手(29)とバッテリーを組む。

 巨人のスタメンは以下の通り。

 1番・一塁 香月
 2番・遊撃 広岡
 3番・右翼 ポランコ
 4番・三塁 岡本和
 5番・中堅 丸
 6番・左翼 ウォーカー
 7番・捕手 大城
 8番・二塁 中山
 9番・投手 メルセデス

 巨人は攻守の大黒柱である坂本勇人内野手(33)が4月30日の阪神戦(東京D)で7回の守備中に右膝を痛め、5月1日に右膝内側側副じん帯損傷と診断されて今季初の登録抹消。さらに「1番・二塁」に定着していた吉川の離脱で、スタメンが大きく変更となった。

 坂本はオープン戦ラストマッチとなった3月21日の楽天戦(東京D)を欠場。左内腹斜筋筋損傷のため故障班に入り、レギュラーに定着した高卒2年目以降では初めて開幕戦を欠場した。だが、開幕3戦目となった3月27日の中日戦(東京D)で今季初出場初先発すると、いきなり4打数4安打の結果を残して改めて存在の大きさを示した。また、吉川はチーム長年の懸案だった1番に今季開幕から定着してここまでリーグ最多の44安打を放ち、打率・341(数字は4日終了時点)はリーグ2位。坂本、吉川と攻守でチームを支えるセンターラインの2人を欠いて試合に臨む。

 また、3月25日の中日戦(東京D)で5年連続球団最多8度目の開幕投手を務めたエースの菅野智之投手(32)は4月29日に行われた阪神戦(東京D)で右肘の違和感により3回2失点降板し、翌30日に登録抹消。打撃陣も開幕戦で7番に入っていたゼラス・ウィーラー内野手(35)が4月18日に、同じく開幕戦で5番に入っていた中田翔内野手(33)が4月22日に、いずれも打撃不振により登録抹消となっている。

 【巨人の3・25開幕スタメン】
 1番・二塁 吉川
 2番・遊撃 広岡
 3番・右翼 ポランコ
 4番・三塁 岡本和
 5番・一塁 中田
 6番・中堅 丸
 7番・左翼 ウィーラー
 8番・捕手 小林
 9番・投手 菅野

 【巨人の3・27坂本復帰後スタメン】
 1番・二塁 吉川
 2番・遊撃 坂本
 3番・右翼 ポランコ
 4番・三塁 岡本和
 5番・一塁 中田
 6番・中堅 丸
 7番・左翼 ウィーラー
 8番・捕手 大城
 9番・投手 赤星

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