ソフトバンク・東浜 リーグトップタイ3勝目も沖縄県人会・宮城との投げ合いは「引き分けくらいかな」

[ 2022年5月5日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2-1オリックス ( 2022年5月4日    ペイペイD )

<ソ・オ>6回、バレラを内野ゴロに抑え野手に指示を出す東浜(撮影・岡田 丈靖)
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 テンポよくアウトを重ねていった。ソフトバンクの先発・東浜が好投し、リーグトップタイの3勝目。2回無死三塁で頓宮に犠飛を許し、同点に追いつかれるも3回以降は立て直した。中9日と間隔が空いての先発で体が軽く感じ「ドタバタして序盤は制御しきれなかった」と振り返ったが、「悪いなりに何とかできた」と制球を修正。7回を93球で4安打1失点に抑えた。

 許した四球はわずか1で「打たれても良いので(ストライク)ゾーンで勝負と考えてやっている」と逃げずに勝負し、3回以降には二塁すら踏ませなかった。最後の7回にこの日最速の151キロをマーク。相手打線のキーマン・吉田正は2打数無安打に抑えた。「テンポと大胆に攻めていこうと割り切っていけた」とうなずいた。

 同じ沖縄出身の宮城との初めての投げ合いを制した。昨年新人王に輝いた左腕には「要所要所で粘っていたので、若いのにさすがだと思った。試合は勝ったけど、勝負は引き分けくらいかな」と刺激を受けていた。「沖縄野球界は彼が中心になって引っ張っていくと思う。沖縄のファンが対決を楽しんでくれたら何より」。謙遜しながら話したが、マウンドで先輩の意地をしっかりと示した。

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2022年5月5日のニュース