大谷翔平“打者16人完全”今季初勝利にファン「気迫が溢れ出ていた」「凄まじいピッチング」

[ 2022年4月21日 11:23 ]

ア・リーグ   エンゼルス6―0アストロズ ( 2022年4月20日    ヒューストン )

<アストロズ・エンゼルス>6回2死一、二塁、この日初めてのピンチをしのぎ、ガッツポーズの大谷(撮影・光山 貴大)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は20日(日本時間21日)、敵地ミニッツメイド・パークでのアストロズ戦に今季3度目の「1番・投手」で投打同時出場。6回途中までパーフェクト投球を見せるなど6回1安打無失点で今季初勝利を挙げた。打っては2点二塁打を放つなど4打数2安打2打点で今季3度目のマルチ安打をマーク。エ軍は6―0で勝ち2連勝、今季最多の貯金3として地区首位をキープした。

 これぞ二刀流の活躍だった。初回に2点二塁打を放ち、6点リードでマウンドへ。初回、いきなり連続三振を奪うと、2回以降も奪三振を積み重ねた。3回無死からは6者連続三振。5回も2三振を奪い、パーフェクト投球も続けた。6回に先頭のグッドラムから自己最多タイとなる12個目の三振。続くカストロに初安打に許し、2死後に四球を出して一、二塁としたが、ブラントリーをニゴロに打ち取り、この回で降板し、DHとして残った。この日の最速は98・5マイル(約158・5キロ)で、81球中、ストライク55球、スライダーが全体の43%の35球とこれまでより多かった。

 打っては、初回に巡ってきた2死満塁の第2打席で左腕タイラーから左翼線に2点適時二塁打。18日(同19日)のアストロズ戦の第2打席で右前打して以来、2試合9打席ぶりの安打すると、6回1死の第4打席ではセーフティーバントを決めて16日(同17日)のレンジャーズ戦以来今季3度目のマルチ安打もマークした。

 この活躍にインターネット上では「今日は体全体からやってやるぞという気迫が溢れ出ていた」「まさに二刀流の活躍、本当にスーパースターだ」「前回から見事修正」「パーフェクト逃したのは残念だけど、凄まじいピッチングだった。3,4回の6者連続三振はまさに圧巻」などの声が上がった。

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