初勝利の巨人・平内と一問一答 お立ち台からの景色は想像以上に「めちゃくちゃいいものでした」

[ 2022年4月21日 22:12 ]

セ・リーグ   巨人8―4広島 ( 2022年4月21日    東京D )

<巨・広>プロ初勝利に原監督(左)と笑顔を見せる平内 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人の2020年ドラフト1位右腕、平内龍太投手(23)が広島戦(東京D)で待望のプロ初勝利をマークした。

 19年ドラフト1位の先発右腕・堀田が4回4失点で降板。6―4と2点リードして迎えた5回に2番手として登板し、2イニング打者6人を相手に完全投球を披露し、通算7試合目の登板で勝利をものにした。2回を18球でピシャリ。MAXは151キロだった。

 試合後、平内との一問一答は以下の通り。

 ――今の気持ちは

 「去年3試合全然ダメで、今年もここまで3試合ずっと点を取られていて、やっと抑えられて勝ちもついてくれて、よかったなと思います」

 ――お立ち台の景色は

 「めちゃくちゃいいものでした。(想像以上)はい。すごい拍手もらえて」

 ――リードして出番

 「このままいくんかな。こういう場面で投げさせてもらえるのが、まずうれしい。抑えて後ろにつなげられたらと思いました」

 ――緊張よりやってやろうという思いか

 「マウンドに上がってから、自分のリズムで投げられたというのがあったので」

 ――真っすぐでバンバンいった

 「自分は向かっていかないと、そういうのをプラスにしていかないとなかなか抑えられないと思うので、そういうのが結果につながってくれてよかった」

 ――きょう抑えられた一番の要因は

 「マウンド上がる前とか、桑田さん、山口さんと話してフォームの修正をしていた。それがいい結果につながった」

 ――具体的には

 「ちょっと体の開きが早い、ボールが見やすいんじゃないかと言われた。シンプルに肩を入れて、ボールをちょっとでも出所を見づらくということでやりました」

 ――大事に思っていたのは

 「悔しさはすごい今年はあった。それでも今年は自分の中で勝負と思っていた。常にやるぞという気持ちだった」

 ――自信は

 「自信はそんなにないかもしれないけど、去年の反省というか、1軍で上がらしてもらうために反省というのが自分の中であって、それを毎回いい形でできているかなと思います」

 ――悔しさを口に出すタイプではない

 「表に出してもあまりいい気持ちする人はあまりいないと思いますし、今年は野球を楽しんでやりたいと思っていた。去年は結果を求めてできなかった」

 ――きょうは楽しめたか

 「イニングまたいで、先発やっているときのリズムを思い出す部分もあって楽しかったですね」

 ――これからも競争

 「立場でいったら、まだまだ1番下なので、どんどん挑戦者というか、1日1日勝負だと思ってやっていこうと思います」

 ――ウイニングボールは

 「家に送ろうかな。迷ってます。直接渡したい気持ちもあるので」

 ――どういう存在になりたいか

 「野球を楽しんでいる姿を見せられたらいいなと思います。安心して見られるようなピッチングができたらベストだと思います」

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