日本ハム・今川 「大執念」の一撃 ビッグボスの期待に応える攻守の躍動

[ 2022年4月21日 20:33 ]

パ・リーグ   日本ハムー楽天 ( 2022年4月21日    楽天生命 )

<楽・日>4回、ソロ本塁打を放った今川はナインの出迎えを受ける(撮影・沢田 明徳)
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 日本ハム・今川優馬外野手(25)が21日の楽天戦(楽天生命)に「3番・右翼」でスタメン出場。2-6の4回無死、左翼席に2号ソロを放つなど、攻守で躍動した。

 こん身の一振りだった。一挙6点を奪われて逆転を許した直後の4回。楽天先発・高田孝の投じたスライダーを振り抜くと、打球は左翼席まで一気にはじけ飛んだ。「昨日あれだけチャンスをいただいたにも関わらず結果を出せず、チームの勝利に貢献できず悔しい気持ちがあった中、今日は切り替えて“大執念”で試合に臨みました」とコメントした。

 前日20日の試合では0-4から2点を返した直後の9回2死三塁で打席を迎え、空振り三振。4打数無安打で打率を・120まで下げていた。新庄監督は9回の場面で代打を送らなかった理由を「若い子にはそういう場面で結果を出させて、自信を付けさせて育てていく。右(投手が相手)なら清宮君を育てていかないといけない」と説明。翌日の試合でたくましさを今川の姿にベンチで目を細めていた。

 今川は4-6の5回1死一、二塁でも左前打を放ち、今季初の複数安打で2打点目をマーク。5回1死一、二塁の守備ではマルモレホスの右前への打球を素早くさばき、本塁へと送球。ニ走の浅村を本塁タッチアウトにするなど、攻守両面でチームに貢献した。

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