ソフトバンクの愛鳥家イサミちゃんがバックスクリーンにプロ1号

[ 2022年4月21日 19:44 ]

パ・リーグ   ソフトバンクーオリックス ( 2022年4月21日    京セラD )

<オ・ソ>5回無死一塁、中越えに先制の1号2ランを放った野村勇は一塁走者・三森、中村晃に迎えられる(撮影・井垣 忠夫)
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 愛鳥「ちゃんちゅん」が住む関西にて、待望の1号が飛び出した。ソフトバンクのドラフト4位ルーキー野村勇内野手(25=NTT西日本)が、プロ1号となる2ランを放った。21日のオリックス戦に「2番・二塁」で出場。0―0の5回無死一塁で先発左腕・田嶋の内角直球を振り抜いてバックスクリーンに一直線に飛び込む先制アーチとなった。

 「自分らしい思い切ったスイングを心がけました。完ぺきに捉えることができた。最高の結果で先制点を取ることができて良かった」とコメントした。

 兵庫県神戸市出身で、社会人時代は京セラドームのある大阪府大阪市が本拠地の企業チームで社業と競技を両立してきた。プロ入り後に松田宣浩に付けてもらった愛称は「イサミちゃん」。福岡市内では妻と娘と共同生活をスタートさせ、6日のオリックス戦で、この日と同じ先発田嶋からプロ初安打となる三ゴロ内野安打を放っていた。

 神戸市内の実家ではシロブンチョウの「ちゃんちゅん」を飼育する。家族にも愛鳥にも優しいイサミちゃんがホークス(鷹)がマスコットの鳥類球団で即戦力野手として、また新たな一歩を刻んだ。

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2022年4月21日のニュース