大谷翔平 今季3度目マルチ!初回2点二塁打&6回安打、投げては6回1安打無失点

[ 2022年4月21日 09:37 ]

ア・リーグ   エンゼルス―アストロズ ( 2022年4月20日    ヒューストン )

エンゼルス・大谷翔平
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は20日(日本時間21日)、敵地ミニッツメイド・パークでのアストロズ戦に今季3度目の「1番・投手」で投打同時出場。初回の第2打席に2点二塁打を放つと6回の第4打席ではバント安打し、今季3度目のマルチ安打をマークした。

 初回の第1打席はア軍先発右腕オドリッジと対戦し、フルカウントから四球を選んで、10日のアストロズ戦から続く連続試合出塁を「10」に伸ばした。再び初回に巡ってきた2死満塁の第2打席では左腕タイラーから左翼線に2点適時二塁打。18日(同19日)のアストロズ戦の第2打席で右前打して以来、2試合9打席ぶりの安打となった。3回2死三塁の第3打席は右腕ハビエラと対戦し三直だったが、6回の第4打席でセーフティーバントを決めて16日(同17日)のレンジャーズ戦以来今季3度目のマルチ安打も記録した。8回2死の第5打席は左飛だった。

 投げては今季3度目の登板で、勝てば今季初勝目となる。6点リードでマウンドに上がった初回は2三振、2回は1三振を奪い3者凡退。3、4回はいずれも3者連続三振に斬って取った。6回は先頭のグッドラムから自己最多タイとなる12個目の三振を奪ったが、カストロに初安打に許した。2死後、四球を出し一、二塁としたが、ブラントリーをニゴロに打ち取り、この回でマウンドを降りた。降板後はDHとして残った。最速は98・5マイル(約158・5キロ)で、81球中、ストライク55球、スライダーが全体の43%の35球とこれまでより多かった。勝てば今季初勝利となる。

 前回登板の14日(同15日)のレンジャーズ戦では「1番・投手」で先発。3回2/3を6安打6失点でメジャー初となる連敗で今季2敗目を喫した。降板後はDHに入り、打者では4打数1安打だった。

 前日19日(同20日)のアストロズ戦は、「1番・DH」で打者として先発出場し、4打数無安打1四球。この日の試合前までの通算成績は、投手は2試合で0勝2敗、防御率7・56、打者は12試合で51打数11安打で打率・216、7打点、3本塁打、2盗塁となっていた。

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2022年4月21日のニュース