広島　巨人に3タテ食らい4連敗…坂倉今季1号も空砲、投手陣崩壊8失点

セ・リーグ   広島4ー8巨人 （ 2022年4月21日    東京D ）

＜巨・広＞初回、先制2ランを放つ坂倉（撮影・村上　大輔）
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　広島は21日の巨人戦（東京D）で4ー8の完敗。首位で迎えた首位攻防3連戦で巨人にまさかの3タテを喫し、これで4連敗。逆に、3ゲーム差と引き離されてしまった。

　打線は2回無死二塁、坂倉が今季1号を放った。堀田から左翼席に豪快な先制2ラン。首位攻防戦で2試合連続で接戦を落としていただけに負けられないチームを鼓舞する一発だった。しかし先制点をもらった先発・遠藤が直後の2回、岡本和に5号ソロ、ウォーカーに逆転2号2ランを浴びてしまう。

　逆転を許した先発・遠藤は、自らのバットで再逆転に導く。4回2死満塁から鮮やかな2点適時打を放ち、4ー3とした。しかし勝ち越した直後、またも遠藤がピリッとしない。4回、丸にリーグ単独トップとなる同点6号ソロ、1死ニ、三塁から吉川に勝ち越し2点二塁打された。遠藤は4回7安打6失点で降板し、今季2勝目はならなかった。

　6回、2番手・黒原は2つの四球を出したところで交代。2死一、二塁で3番手・菊池保が坂本に2点二塁打され、8点目を失った。打線はその後、巨人の繰り出すリリーフ陣を攻略できず、得点を奪えなかった。