中日・高橋宏　念願のお立ち台に「試合前ぐらい緊張している」　京田の予言通りに2人で登場

セ・リーグ   中日4-1ヤクルト （ 2022年4月20日    バンテリンD ）

＜中・ヤ＞お立ち台で決勝打を放った京田（右）に手を掲げられ笑顔の高橋宏（撮影・椎名　航）
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　2年目の中日・高橋宏が6回4安打1失点でプロ2勝目を挙げた。愛知出身で子供のころから通ったバンテリンドームで初勝利。お立ち台で「試合前ぐらい緊張している。うまくしゃべれるか心配です」とはにかんだ。

　7日に神宮で初勝利を挙げたヤクルトと中12日での再戦で、進化した姿を見せつけた。前回は初回に山田に変化球を打たれて先制を許した。その反省を生かし、最速153キロの直球で力勝負を挑み、自己最多の8三振を奪った。4回1死二塁では村上を内角低めの150キロで見逃し三振。6回は2死から村上にソロを被弾したが「木下さんとソロはOKと話していた。割り切っていけた」と塩見を外角152キロで見逃し三振に仕留め、胸を張ってベンチに帰った。

　打席でも前回の決勝打に続き、4回に小川の外角直球をとらえ、右翼フェンスにワンバウンドで達する二塁打を放った。試合後は5日前、京田に「20日はおれの誕生日だから一緒のお立ち台あるぞ」と予言されていたことを告白。「格好良かったです」と笑った。（中澤　智晴）

　▼中日・京田（28歳の誕生日、2回無死満塁から決勝の2点適時打）ロッカーで（高橋）宏斗に“打ってくださいね”と毎日言われているので、何とか宏斗の登板試合で打ててよかった。