日本ハム新外国人・ポンセ　5回8安打4失点ホロ苦デビュー

パ・リーグ   日本ハム2―4楽天 （ 2022年4月20日    楽天生命 ）

＜楽・日＞日本ハム先発のポンセ（撮影・篠原岳夫）
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　日本ハムの新外国人ポンセの初登板は、5回8安打4失点で無念の降板となった。口ひげはそり落としたが、帽子から長髪をなびかせながらの力投。初回1死三塁で浅村に2ランを浴びるなど、ほろ苦いデビューとなった。昨季所属したパイレーツでは中継ぎで、「5イニングを投げたのは1年ぶり。先発は好きなので、これから徐々に良くなっていくと思う」と今後の先発での役割には自信も見せた。

　150キロ超の直球には力があり、武田投手コーチも「初回の本塁打の後はしっかり切り替え、内外角を丁寧に投げ分けていた」と評価。ポンセは「カーブが自分の強みなので、それで空振りが取れ、全ての球種の再現性を高めていく」と次戦以降を見据えた。

　≪梅林　1軍初マスク≫日本ハムの3年目・梅林が1軍初マスクを飾った。8回の守備から出場し、4番・島内から始まる嫌なイニングで西村を3者凡退と好リード。「梅ちゃん」の愛称で親しまれる24歳は「やっと1軍に出られて安心している」と振り返った。西村にも「堂々としていた」と声を掛けてもらい、「無失点で抑えられたのでこれからも落ち着いてプレーしたい」と表情を引き締めていた。