巨人・堀田 2試合連続4回4失点で降板 味方打線が2度逆転、敗戦投手の可能性は消える

[ 2022年4月21日 19:35 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2022年4月21日    東京D )

<巨・広>巨人先発・堀田(撮影・村上 大輔)
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 巨人の3年目右腕、堀田賢慎投手(20)が広島戦(東京D)でプロ3度目の先発登板。2試合連続となる4回4失点で降板し、プロ2勝目を逃した。

 過去2度の登板は神宮、マツダと敵地だったため、本拠・東京ドームでは待望のプロ初登板となった堀田。初回は1死から菊池涼に左前打されたものの、小園を併殺打に打ち取ってピンチの芽を摘んだ。

 だが、2回だった。前回対戦時に来日1号2ランを打たれているこの回先頭の主砲・マクブルームに左翼線二塁打されると、続く坂倉には初球の外角高め145キロ直球を左翼スタンドに運ばれる1号2ランとされて2点先制を許した。その裏、主砲・岡本和の5号ソロで1点差とすると、新助っ人のウォーカーが逆転2ランを放ってあっという間に3―2と1点リードの展開となったが、4回に相手先発投手の遠藤に2点適時打を打たれて3―4と再逆転を許した。

 その裏、巨人打線が反撃して6―4と2度目の逆転。堀田はこの回の攻撃で代打を出され降板となったが、敗戦投手の可能性はなくなった。

 堀田の投球内容は4回で打者19人に対して79球を投げ、6安打4失点。4三振を奪い、与えた四球は2つ、直球のMAXは148キロだった。

 青森山田から2019年ドラフト1位で入団した堀田は1年目の20年に右肘手術を受けた関係で育成選手となったが、3年目の今季はキャンプで初の1軍スタート。3月11日に支配下選手契約を締結し、初の開幕ローテーション入りをつかんだ。プロ初登板初先発となった3月31日のヤクルト戦(神宮)では5回までに4併殺、6回5安打無失点好投で初勝利を挙げた。プロ2度目のマウンドとなった4月7日の広島戦(マツダ)では4回5安打4失点でプロ初黒星。翌8日に登録抹消されたが、この日の試合前に再登録されていた。

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2022年4月21日のニュース