中日・根尾が遊撃に再挑戦―立浪監督「もう1回やらせてみる」―21日に登録外れ、2軍戦に遊撃でフル出場

[ 2022年4月21日 18:08 ]

ウエスタン・リーグ   中日-ソフトバンク ( 2022年4月21日    ナゴヤ )

中日・根尾
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 4年目の中日・根尾昂外野手(22)が遊撃に再挑戦することが21日、決まった。この日、選手登録を抹消された根尾はウエスタン・リーグのソフトバンク戦(ナゴヤ)に「1番・遊撃」でフル出場。打席では4打数無安打だったが、守備では3本のゴロと1本のライナーをさばいた。

 ナゴヤ球場で本人の意思を確認し、起用方針を伝えた立浪監督は「外野はたくさんいて出場機会が少ない。根尾の外野守備を見ているとショートも面白いのかなと。もう1回やらせてみる。外野をやっていることもピッチングも遠回りしているようだが、彼にとっては必ずプラスになると思ってやらせている。京田は今のところライバルらしいライバルもいない状態なので、やらせてみようという決断になった」と説明した。

 現在、外野は打率・378の大島を筆頭に岡林、鵜飼、平田福留と層が厚く、遊撃はレギュラーの京田が打率1割台と苦しんでいる。根尾は昨秋に外野に専念させる方針が決まり、今季はキャンプからの実戦は全て外野での出場だった。指揮官は「秋の段階では京田の守備力を考えれば、なかなか内野で出ることはない。打てれば外野の方がチャンスが広がるというところだった。だが、状況に応じて変わっていくもの。本人もやる気を出してやりたいということなので。もう一回基本的なところからしっかりやって守備力上げて、また上がってこいということ」と期待した。

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2022年4月21日のニュース