巨人・中田翔「興奮しています」 衝撃弾に東京ドーム騒然!21打席ぶり安打が初回満塁弾 しかも特大!

[ 2022年4月3日 13:32 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2022年4月3日    東京D )

<巨・神>初回、中田は満塁弾を放つ(撮影・沢田 明徳)
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 巨人の中田翔内野手(32)が阪神戦(東京D)の初回に6試合ぶり一発となる満塁アーチを放った。中田は前日まで4試合20打席連続ノーヒット。5試合21打席ぶり安打がグランドスラムとなり、東京ドームに歓声とどよめく声が交錯した。

 中田は開幕戦から9試合連続で「5番・一塁」に入って先発出場。0―0で迎えた初回、吉川の安打とポランコ、岡本和の連続四球で1死満塁として入った第1打席で、今季初登板初先発となった右腕・ガンケルが投じた初球カットボールを左翼スタンド上段に叩き込んだ。中田の満塁アーチはプロ15年で6本目となった。

 中田は前日2日に行われた同戦で、5回に4番・岡本和が申告敬遠され2死満塁で入った第3打席で相手の2番手左腕、ドラフト3位ルーキーの桐敷から押し出し四球を選んでチームに貴重な追加点をもたらしたが、4試合20打席ノーヒット。打率・138となっていた。

 原辰徳監督(63)は試合後、中田について「あの貴重な四球というのはね。打点1、あれは大きいですね」と語り「本人はかなりフラストレーションはたまっているだろうけどね、明日、またそれを爆発して、させて、してくれればね」と期待を寄せていたが、指揮官の思いに応えるように最初の打席で最高の結果を出した。

 また、この日の先発投手はドラフト3位ルーキー右腕の赤星優志投手(22=日大)。プロ初登板初先発となった3月27日の中日戦(東京D)では6回を無四球5奪三振の5安打1失点と好投して勝利投手の権利を得て降板したが、リリーフ陣が8回以降に6失点して初勝利が消滅しており、原監督は「前回は赤星に勝ち星をつけることができなかったんでね。なんとかピッチングを、早めに点数を取って援護したいと思います」と意気込んでいた。中田の一発はその思いにも応える初回の大量援護となった。

 ▼中田 打ったのはスライダーです。チャンスだったので積極的にいきました。最高の結果になって興奮しています。

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2022年4月3日のニュース